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FMV-4xxD3 HDD増設マニュアル(初心者向け)

by ドッペルアルバイト (C) 29.Nov.1997


HDDの増設作業

●既存のハードディスク(マスタ)の仮設(電源下)

ここでは今はずしたHDDを電源ボックスの下に仮設する作業です。最終的にはここのHDDはスレーブとする訳ですが、ここではまだマスタのままとして、ジャンパの位置は変更せずにそのままの状態で設置します。 なお、ここでは後でマスタ-スレーブの入替えを前提としてこのように設置していますが、今回増設のHDDを単にスレーブとして増設するだけであるならば、電源下をスレーブとして設置しても何ら問題ありません。D4以降なら2台目用の指定席と本体内の予備の電源コネクタを使います。
まずD3では、増設HDD用として電源コネクタの予備が有りませんので、買ってきた電源分岐ケーブルをつなぐ必要があります。
CD-ROMに接続されている電源コネクタを外し、買ってきた二股の電源分岐ケーブルを電源側ケーブルにつないで、元のCD-ROMとHDDそれぞれに分岐接続します。電源コネクタは上下の形状が異なっていますので、無理に押し込まない限り、逆向きには刺さりませんが、いちおうCD-ROMから電源コネクタを抜いた時には上下の方向を確認しておいて下さい。
参考ですがちなみに3.5インチFDDケーブルのコネクタには突起が無いので上下逆の接続ができてしまいます。もし引き抜くような場合は注意して下さい。
今はずしたばかりの既存のHDDをIDEケーブルの中間にあるコネクタと接続します。IDEケーブルのコネクタは中央部の切れ込みを良く見て上下間違えないようにハードディスクドライブに差し込みます。分岐した電源コネクタも接続します。
また、IDEケーブルの色に注意して下さい。1番から40番までの線がありますが、1番側の配線は赤い線を使っています。また、本体側のIDEコネクタには1番側を示す「1」とか「白い塗りマーク」で示されています。この1番側はIDEケーブルに限らず、FDDケーブルなど、他のフラットケーブルでも同様です。一般的にHDDのIDEコネクタは電源コネクタ寄りが1番ピンになります。
FMV-D3既存のIDEケーブルでは中間にコネクタが付いていると思いますが、もしコネクタが付いていない場合、またはケーブル長が足りない場合には、新たにIDEケーブルを購入する必要があります。
IDEケーブルと電源コネクタの接続が終わったら、ハードディスクを電源下に仮設します。あとでマスタからスレーブに変更しますので、まだ固定はしません。
ハードディスクの基盤面はそのまま置いても問題無いと思いますが、端子などの突起物がある場合はショートしないようプラスチックやアクリルの板を敷くか、ビニールテープで絶縁しておくと良いでしょう。
JP(ジャンパ)はマスタのままですから、電源を入れた時はここが起動ドライブとなります。IDEケーブルの中間をマスタに使用しても何ら問題有 りません。

● 増設するハードディスクの取り付け(スレーブ)

買ってきたハードディスクを開封したら、まずスレーブとして動作するよう、JPを設定します。
FB1280ATの場合、JPはHDD裏面の基盤面に有ります。購入時はマスタの設定(DSに刺さっている)になっていますので、スレーブの設定(SPに刺し替える)に変更して下さい。

FB1280ATの基盤面のジャンパピンです。ここにジャンパを刺すことでマスタ・スレーブの設定を行います。FB1280ATの場合、ジャンパは基盤面に有りますが、FMV-D3に基本実装の CFS420Aや、CFS1275Aなどは IDEコネクタと反対側の面に位置しています。 ジャンパの有る場所はハードディスクドライブのメーカ毎に異なります。

これも FB1280ATの基盤面のジャンパピンの写真です。 ななめ上から俯瞰しましたので、ジャンパの大きさがわかると思います。
後でスレーブからマスタに変更しますので、HDD取付金具はまだ取り付けません。
IDEケーブルの先端のコネクタにHDDを接続します。
電源コネクタを接続します。
接続が終わったらハードディスクを仮置きします。ケーブル長が有るので本体右外に出しておくと良いでしょう。

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