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FMV-4xxD3 HDD増設マニュアル(初心者向け)

by ドッペルアルバイト (C) 29.Nov.1997


FBSTシリーズのジャンパについて


●FBSTシリーズのジャンパ

な、なんと、ジャンパ設定が!!

これは我がドッペル機の増設用として購入した Quantum社の主流HDDであるFBST3200AT(3.2GB)ですが、まだ最初のロットのためか、表面ラベルに書かれたジャンパの設定表がまちがえていました。 写真では表面ラベル左上に製品名の「ST」と書かれてはいるものの、ジャンパ設定の方法が従来のFBTMシリーズと同じものです。初期ロット分だけの表記ですが、FBSTシリーズは設定が異なりますので注意して下さい。マスタにしようとする時にCSまたはPKに設定する恐れがあります。既に最新のロットでは正しい表記に変更されていますのでいちおう確認だけしておいて下さい。

《表面ラベルに書かれたダウトな設定表》
PK CS DS SP
: : ■ : Master(Factory default)
: : : ■ Slave (or No Jumper Required)
: ■ : : Cable Select for Master/Slave
■ : : : Jumper Parking Position
これは誤り!!
《HDDに書かれたFBSTのパラメータ》
表面ラベルに書かれているFBSTシリーズのHDDパラメータは以下のとおりです。BIOS設定においては、通常は「AUTO」で認識しますが、ユーザが個別に設定する場合はこのパラメータを入力します。
cylinders/heads/sectors

FBST 1.6 : 3128/16/63
FBST 2.1 : 4092/16/63
FBST 3.2 : 6256/16/63
FBST 4.3 :14848/ 9/63
FBST 6.4 :13328/15/63
STシリーズやSEシリーズはTMシリーズの後継機として、2.1GBタイプも4092シリンダですので、FMV-D3/D4などの旧機種にも期待が持てます。 従来FBTMシリーズの4500rpmからSTシリーズの5400rpm に変わっただけでも相当メリットが大きいかと思います。問題は遅いマザーボードの限界だな。

FBSTシリーズの基盤面から見たジャンバピンです。基盤面にはそれぞれ「PK」「CS」「DS」と書かれています。いちばん右側の Not Used のところは基盤面には何も書かれていません。 ジャンパの位置を確認するために必ず見ておいて下さい。 基盤面は設置時に下側となりますので、実際には下図に示すとおり「DS」がいちばん左側となります。
FBSTシリーズのコネクタ部の写真です。従来の FB1280ATや FBTMシリーズでは基盤面に有ったジャンパですが、このFBSTシリーズよりIDEコネクタと電源コネクタの中間の位置にジャンパが設けられました。 正しい設定方法は下記のとおりです。写真ではマスタ(DS)の位置にジャンパをセットしてあります。

《FBSTの正しい設定》(基盤面を下にして)
                                Not
                       DS CS PK Used
  ───── Pin 1────────┐ /──────、
   ::::::: ┌┐ : : : :││○ ○ ○ ○ │
  ────────┘└──────┘└──────┘
   IDEコネクタ       ジャンパ        電源コネクタ

                Not
       DS CS PK Used
       ■ : : :   Master (Factory default)
       : : : :   Slave (No Jumper Required)
       : ■ : :   Cable Select for Master/Slave
       : : ■ :   Jumper Parking Position
                                                   これが正解!!
  
基盤面を下にして、上に向かって見た写真です。
ジャンパはマスタ(DS)に設定しています。


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