二本のさいはて紀行

writen by ドッペルアルバイト  最終更新 5.may.1998

鉄路最東端・根室

前号では鉄道の最北端である稚内駅をご紹介しましたので、今回は日本の最東端の方をご紹介しましょう。

ご覧の写真は根室本線(花咲線)の終着、根室駅です。根室駅のホームから車止めの方向に向かって撮った写真です。先端の車止めの所まで駅員さんの了解はいちおう得てありましたが、時間の都合もあり結局は行きませんでした。根室駅は釧路から東に直線距離で約100km、鉄道営業距離でも135km離れており、札幌からの特急列車もすべて釧路止まりのため根室駅まではやって来ません。飛行機で行く場合の最寄りの空港は釧路空港になりますので、釧路から根室までは快速列車で約2時間の乗車となります。途中には厚岸という牡蠣の美味しいところが有ります。根室駅も稚内と同様にホームは短いですが、駅前はロータリーを有する北海道としては大きな駅です。下の写真は根室駅で発車を待つ1両編成の気動車ですが、ところで日本の最東端の駅は根室駅なのでしょうか?


実は根室駅のひとつ手前の東根室駅が本当の最東端駅にあたります。花咲線は釧路からずっと東に向かって走りますが、根室駅の二つ前の花咲駅まで来ますとその先は北東に進路を変え東根室駅に着きます。左側の写真が東根室駅の全景です。長さ30m程度の短い無人駅で、もちろん記念入場券なども有りません。下の道路から数段の階段を上るとホームに出られます。東根室駅を出ると進路は左に回り込むように北西に進路を変え終着の根室駅に着きます。さすがに根室駅では最東端の記念入場券というものは無く、普通の入場券を販売しているだけです。東根室駅の東側約20km先には日本本土の最東端の納沙布岬が有ります。なおここは日本の最東端ではありません。この先にはわが国の固有の領土である北方領土がありますので、納沙布岬は本土の最東端ということになります。ここ根室ではさすがに日没も早いです。かなり暗くなりはじめたところでこの東根室駅2枚の写真を撮影して本日の宿泊場所である根室花咲亭へと向かいました。根室は北海道に旅行するも稚内と同様になかなか訪れるチャンスの少ないところです。納沙布岬からは残念ながら海霧で歯舞群島が見えなかったのですが、美味しい花咲蟹が賞味できましたので良しとしましょう。

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